冷え症は体本来の機能を低下させる
不妊と冷え症 漢方の考え方でいえば、不妊のいちばんの原因は 冷え症です。
体が冷えることにより、血液の流れは低下していきます。
血液は、個々の臓器に栄養と酸素を与え、老廃物や二酸化炭素をとり除く大切な働きをしています。
血液の流れが低下すれば、栄養や酸素を与えられず、老廃物がたまると臓器の機能は低下してしまいます。
冷えは人間本来の体の機能を低下させてしまいます。
特に下半身は上半身にくらべて冷えやすく、子宮・卵巣は体の中で最も冷えの影響を受けやすい場所です。
子宮や卵巣の機能が低下すると、生理不順や生理痛などが起こります。
漢方では 卵巣機能不全や 黄体機能不全などの機能的な不妊も、冷え性による子宮・卵巣の機能の低下が原因だと考えられています。